簡易観測台

2017年1月某日 ( )  今度は一本脚ピラー・・・

 敷地内で北極星が見通せる三脚の設置場所は一ヶ所、玄関前だ

け・・・赤道儀と人の出入りは両立しない。出入りを妨げるとは

言っても夜だとそうそうある訳ではない。が観望のたびに毎回、

三脚を据え、鏡筒を載せ・・そして必ずきちんと撤収ということ

が大変になってきた。望遠鏡趣味はもう止めようかとも考えたが、それは寂しすぎる。



2017年2月某日 ( )  ピラーの設置場所・・・

 では、ピラーを立てるしかない。設置場所は前日の写真の右側

4メートル。花壇を潰すことにして、数本のアジサイを抜く。ア

ジサイの贈り主の顔が浮かんだが罪悪感はない。巾10センチ長

さ50センチ足らずの板を四角に組んで土中に埋め、砂利を敷き

鉄筋を対角に入れ、その上部に25センチボイド管で円筒を作り

ピラー脚となる中心の10センチ塩ビ管の底には4ヶ所半円の切

り込みを入れ、それを一番底の鉄筋と絡ませ、モルタルを流し込

んで固めた。鉄筋は底だけではなく円筒部・ピラー部共に縦方向

にも入れた。



2017年5月30日 (水)  ひとまず出来上がる!!

 このように出来上がってはみたが、玄関から出入りというのはやはり面倒

で、アクセスをもっと楽にしたい・・・と出てきたのがウッドデッキ案。

ここは数年前にも別の理由でウッドデッキを考えたことがあったが、その時

は理由がなくなったので実現しなかった。しかし、いざ取り掛かるとなると

これが大変・・・まずベランダを壊さないことには次に進めない。写真のよ

うに手摺と台座の一部をグラインダーを使って取り払った。この工事はさす

がに老人には荷が重いので、近所の若者の手を借りた。

そして、床材は、手軽に手に入るツーバイフォー材とし、無駄が極

力少なくなるように、長さと本数を決めて購入した。次は張る長さ

に切断し、2回の塗装を施してから組み立てへと進めていった。

デッキを張る際、ピラーの高さを再調整したのは勿論である。




2017年5月X日(X)  デッキ完成したが・・・

 とうとうここまで出来た。具合はとても良好。部屋から靴を履い

て段差無しで、3歩で望遠鏡だ。こうなると次は鏡筒となるは必定

・・・探し当てたのが、C8オレンジ鏡筒、古いとは言え色があま

りに強烈で、計器色に塗り替えた。全長50センチ、重さ7キロ、

これで全てにおいて扱いやすくなる。最後は外からの視線を遮る目

隠しをすれば完璧だ。




2017年7月X日(X)  目隠しまで全てが完成・・・

 あとはルーバータイプのラティスを買い、塗装をすれば準備は完

了。取り付ける高さだけは注意して慎重に決めた。上端が150p

鏡の低空視界はオーケイだし、外の視線もブロックで問題なしだ。


2019年8月 床面のみの再塗装実施。
2020年11月 C8及び赤道儀、売却処分。
2021年6月 床面、3回目の塗装実施
2023年2月 ヤフオクにてSX赤道儀入手
2023年3月 ケンコー スカイメモS初稼働
2023年10月 床,目隠しを含め全面の塗装。2人で1日。
2024年1月28日 年末12月8日の土星食撮影計画、準備開始。


戻る